ハーダンガー教室

落ち着いたら早速行きたいところはもちろん手芸屋さん。隣の大きな市の手芸屋さんや、我が村の小さな手芸屋さん、さすがオランダということでクロスステッチはたくさんあるけれど、ハーダンガーやニードルポイントのものはほとんど全滅です。
ある日読めない電話帳をひっくり返していたら 「ハーダンガー」という言葉が目に飛びこんできました。その住所を訪ねてみると、なーんにもない田舎の一本道。畑の中を走っている道の片側に家が少し並んでいるというだけです。
家に帰って近所のアレイデスに話すと「電話をしなさい。あなたがオランダで楽しく暮らせるかどうかはあなたが行動するかどうかなのよ。」・・・・
早速電話をしてみました。「英語で話しても良いですか?」「いいえ」 えー!!電話じゃ身振り手振りも出来ないし、とにかく単語を並べて時間を決めて訪ねてみました。普通の家の裏に広いアトリエがあり、壁一面にハーダンガーの生地、糸、本が並んでいます。
お嬢さんに、英語で通訳をしてもらいながらいろいろ見せてもらいました。レッスンもあるということです。
言葉は全く出来ないけれど、これからオランダ語は一生懸命勉強するからと、約束してめでたく生徒にしてもらいました。
ハーダンガーのほうは日本で教室を開いていたということもあり、もうあまり教えてもらう事はないのだけれど、毎日の有り余る時間をどうやって過ごそうかと思っていたところなので、とりあえずこれでする事はできたということです。

12/2000

©2001 Miharu Shinohara