ケルミス(Kermis)

私たちの町にケルミス(移動遊園地)がやってきました。
街のあちこちに観覧車の絵のケルミスのお知らせがあり、4月18日から30日までの間、市役所前の駐車場は遊園地になります。
このケルミスはあちこちの町で、その町の大きさによってさまざまな規模で開かれます。
この期間中はいつもオープンマーケットが行われている駐車場は遊園地となるのですから、マーケットはどうするのかしら・・・なんていう心配はいりません。その駐車場の前の道路が封鎖されその道路でマーケットが開かれるのです。
市の中心地ですからもちろんバスも通りますが、この日のバスはそこを迂回して、別の道を走るのですからちょっとびっくりです。

ある日突然、工事が始まるのかしらと思っていると、観覧車が出現し、ゲームや乗り物など、さまざまのものが組み立てられ、駐車場はにわか遊園地になるのです。
午前中はもちろん学校や仕事があるのですから、遊園地はお休み、午後から日が暮れる8時過ぎまでの開業です。
乗り物に乗っている人はあまり多くはなく、皆そのあたりを歩いていたり、お店を覗き込んだり、雰囲気を楽しんでいると言う感じです。

6時に夕食を終わらせたオランダ人は夕食後の散歩にやってくるのでしょう。
この街は小さい町なので、乗り物もあまり多くはなく、珍しいものがあるわけでもありませんが、それでもたくさんの人たちがただ歩いていたり、お茶を飲んでいたりしています。
「ヨーロッパで一番大きいケルミス」と町の人が自慢するTilburgでは、立体駐車場が閉鎖され、それ全体がお化け屋敷になっていたことがあります。そこは駐車場でしょう・・?どか、バス路線の変更・・?なんてこの楽しみを前にしたら、きっと小さなことなのでしょう。

でも、何よりも驚いたのは、この2週間近くの間、日曜日が2回あったのですが、どちらの日曜日もお休みでした。
日曜日は休むためにあるのだから、と言うことなのでしょうか。

2003/

©2003 Miharu Shinohara