お針子日記

2004年12月09日
あまりにもたくさんの刺しかけがあるのに驚いています。
思い立ったら生地をチョキチョキ・・・一気に刺し終えてしまえるほど手は早くないし、刺し始めてから途中で変わってしまうことも多く、なかなか刺し終わらないものもあります。
もう3年ほど前に刺し始めたものまであるのですから、かわいそうな生地たちです。
そんな中で、帰国前になって急に刺したくなって始めたアジュール刺繍が出来上がりました。
糸を抜かずに刺すアジュール刺繍は、ハーダンガーよりも気楽に進めることができるので落ち着かない日々にはちょうどいいのかも。

2004年11月27日

船便が到着し、荷物整理の日々が続いていました。
包みを一つ一つ解きながらオランダを懐かしく思い出し、思い出にふけるのですからなかなか片付くはずはありません。
越してきた時にはまだなかった雪が、富士山の山頂を白く覆っています。あまりにも明るい日差しにもうそこまで迫っているクリスマスを忘れていました。
さて、明日は生地の詰まった箱をあけよう。
オーナメントをつくろうかな・・・。その前に刺しかけのものたちに手を差し伸べなくちゃいけないかな。

2004年9月14日

玄関脇に伸びてきた大きな株・・緑がほとんどない庭なので抜くのがもったいないなぁって思いながらお水を上げていたのですが、驚いたことに落花生だということがわかりました。
さて、この落花生どう料理しようか・・。
塩ゆでして食べられるらしいので、ちょっと楽しみ。
そう思いながら草を抜いていたら、お隣から声がかかりました。
「ここにほうれん草まいたら?」
庭の隅を耕してほうれん草の種をまいていってくれました。
私には暑くて庭仕事ができないのですが、ご近所さんはみんな元気で働き者です。朝早くから庭で働いています。
もう時差があるわけないのですが、確実にご近所とは時差があり、働く時間がずれているようです。
このほうれん草は1週間ほどで芽が出て、二人で食べるのには十分収穫があるんですって。新しい楽しみ発見です。

2004年9月9日
引越しの忙しさを経て、日本での生活が始まりました。
荷物到着は10月になるというので、いまはまだ観光気分。
スーパーマーケットを時間をかけてゆっくり眺めたり、図書館を探したり、でもお気に入りは海岸沿いを散歩すること。
海岸沿いの自転車道路の先には富士山が見えるはず・・・まだ数えるほどしか見ることができません。
「秋になるときれいだよ〜」だそうで今から楽しみです。
大型台風や地震、そうしてこの暑さにも少しずつ慣れてきました。
慣れてくると同時にオランダが懐かしく思い出されます。
穏やかな流れの旧マース川、大きな空と、畑・・どれもが懐かしい自転車コースです。
そうだ! 今週末は自転車を買いに行こう。

©2004 Miharu Shinohara

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