お針子日記
5/8/2002
オランダの古い刺繍の本を貸してもらいました。
ホワイトワークやハーダンガー、ヘムステッチのバリエーション
白黒の写真なのですが
題名が「白の上の白」だからこれで充分です。
名前だけしか知らなかった刺繍もあり眺めているだけで
楽しみです。
もしかしてオランダ語が理解できたらもっと楽しみかもしれません。
29/7/2002
オランダはこの数日急に暑くなりました。
暑さ対策が全く出来ていないので
30度を越えるともうぐったりしてしまいます。
手に持っていた大作ハーダンガーをほおりだし
生成りの麻で小さなドイリーを作り始めました。
大好きな麻の感触、やっぱり気持ちがいい。
色々考えていると、暑さはすっかりどこかへいってしまって、
すっかり夢中になってしまいました。
もしかしてこれが私の暑さ対策かしら。
25/7/2002
Birth Samer がようやく出来上がりました。
はじめてのサンプラーという事に加えプレゼントなのできちんとしなくてはと思いデザインをきちんとしてから刺し始めました。
ところが、刺しているうちに生地が気に入らない、糸が気いらない
デザインが気に入らない額が気に入らない、とどんどん変化して
始めに想像していたものとは全く違った出来上がりです。
パステルピンクで仕上げたかったのに額は
結局ヒンデローペンの濃紺です。
私が刺すとどうしても甘い雰囲気の仕上がりには
なりにくいのでしょうか
しばらくサンプラーに懲りそうな出来上がりです。
5/7/2002
小さなものが好きです。
ただ小さいというだけで気に入ってしまったり、
どうしても忘れなくなってしまったり。
同じように古いものも好きです。
ただ古いというだけで手に入れたくなることがあります。
誰にも見向きもされないような古いものを
買ってしまうことがあります。
オランダの中古品マーケットは
本当にガラクタばかりが集まっていますが
たまにその中に潜んでいる事があります。
ジーっと立ち止まって見ていると
どうしても連れて帰りたくなって手に取ってしまいます。
古くて小さいのですから
私以外の誰も欲しがらないに違いない。
少しずつ古くて小さいものが増えていきます。
19/6/2002
6月は羊の毛を刈る季節なのだそうです。
刈ってみたいなら・・・と誘われたのですが
それは丁重にお断りして
ピンクッションに入れるために少しだけ手に入れました。
小さなデザインが次から次へとどんどん出て来てしまって
手を動かすのが間に合いません。
今ピンクッションにはまっています。
ほんの少しと思っていたのですが
一体いくつできるくらいあるのでしょう!
17/6/2002
日本から手染めの麻糸が届きました。
藍のすてきな色と麻の感触がなんとも言えず、
しばし眺めていました。
一緒に届いたのはブルーグレーの麻糸です。
麻糸でハーダンガーを刺したいと思っていたのですが、麻の手染め糸で刺繍が出来るなんてそんな贅沢な事があるでしょうか。
もったいなくて使う事が出来なくてただ眺めるだけに
なってしまいそうな・・・1センチも無駄に出来ないと思うと、
いつもの刺しながらの気ままなデザインではなくきちんとデザインしてから刺し始める事にしようかしら。
13/6/2002
花びら染めに気をよくして
コーヒー染め」に挑戦しました。
毎日飲むコーヒーかすをしばらくためてことことと煮込みます。
部屋中にコーヒーの香りがしてこれもまた心地よいひとときです。
思惑通り、淡いコーヒー色。
濃い色はでないけれど淡い色がとても優しくて
また一つお気に入りが増えました。
5/6/2002
ずーっと気になっていた「Let’s try」のコーナー
試行錯誤しながら、何とか少し出来上がりました。
写真を撮るのが難しかったり、説明の方法がわからなかったり
実際に目の前で刺してみるのが一番なのですが。
自分では当たり前と思っている事が
当たり前ではなかったり、違う解釈があったりと
なかなか難しいコーナーです。
いろいろな方からの質問も
まとめてみようと思っているのですが
それもしばらくお待ちください・・・。
見本を何度も刺してみたり、写真を取り直したり、
試行錯誤の結果です。
ご意見、ご希望、質問なんでもお待ちしています。
4/6/2002
友達に頼まれて
ラナーテのキットを買いに出かけました。
あまり熱心に見た事がなかったのですがその優しい色使いとデザインに長い時間、楽しんで探しました。
私の好きなもの・・ということで探したのですがどれもこれも気に入ってしまい目移りしてしまいます。
それにしてもラナーテだけでなく色々なメーカーのキットが所狭しと並んでいます。
クロスステッチ人口が多いということなのでしょう。
そこで見つけた日本語のクロスステッチの本、
デンマークの花糸を使った本です。こんなところで日本語で書かれた本を見つけるなんて、懐かしい思いと共に
日本のクロスステッチ人口の多さも再確認です。
1/6/2002
伝統というと堅苦しい感じがするけれど
トラディショナルというと響きが優しくなって
とてもすてきに感じるので不思議です。
ハーダンガーも古いものを再現してみたいと思っています。
1800年代や1900年初めの頃のデザインも
凝ったステッチは使われていないのに
今でもとても新鮮に感じられます。
新しいものを考えるのも大好きだけれど
古い本を眺めながらそのころの事や、
それを刺した人のことなどを思いながら、
次に刺すものを考えるのも大好きです。
それでもやっぱりピローケースは
もったいなくてとても刺す気にはならないだろうけれど
25/5/2002
田舎道を10分ほど走った隣町に小さな手芸屋さんを見つけました。小さなお店だけれどやっぱり手芸用品は一通り揃ってます。
大きくて何でも揃っているお店はもちろん大好きだけれども
こんな小さなお店で、色々話しながら買い物するのも大好きです。
言葉はあまり通じなくても手芸仲間はなんとなく意思が通じて
しばし楽しいひとときを過ごすことが出来るのですから。
18/5/2002
バラの花びらのピンクがあまりにもかわいかったので
それを使って白いドイリーを染めてみようと思い立ちました。
ハーダンガーではないけれど
白いレース編みの縁のついたドイリーです。
液はピンクのきれいな色だったのに出来上がった色は
淡いベージュ。
でもほのかにピンクがかったベージュ…
のような気がします。
子供の頃の色水遊びを思い出してとても楽しいひとときでした。
しばらく「花びら染め」に凝りそうです。
10/5/2002
THE
ANCHOR BOOK OF
HARDANGER EMBROIDERY
本屋さんでハーダンガーのステッチの本を見つけました。
しかもオランダ語ではなく英語です。
刺繍の本、しかも英語の本を見つけるのは
なかなか難しいので中を見ないで買ってしまいました。
どうして中を見ないのかって?
ロッテルダムのこの大きな本屋さん、袋をかぶせてあって中を見ることができない本が特に手芸関係では多いのです。
でも買って大正解。
さまざまなステッチの名前と記号、そして刺し方も解説しています。
名前がわからなかったステッチなどもこの本で見つかりました。
しばらくはこの本を見ながらデザインソフトと格闘かもしれません。
5/8/2002
オランダの古い刺繍の本を貸してもらいました。
ホワイトワークやハーダンガー、ヘムステッチのバリエーション
白黒の写真なのですが
題名が「白の上の白」だからこれで充分です。
名前だけしか知らなかった刺繍もあり眺めているだけで
楽しみです。
もしかしてオランダ語が理解できたらもっと楽しみかもしれません。
29/7/2002
オランダはこの数日急に暑くなりました。
暑さ対策が全く出来ていないので
30度を越えるともうぐったりしてしまいます。
手に持っていた大作ハーダンガーをほおりだし
生成りの麻で小さなドイリーを作り始めました。
大好きな麻の感触、やっぱり気持ちがいい。
色々考えていると、暑さはすっかりどこかへいってしまって、
すっかり夢中になってしまいました。
もしかしてこれが私の暑さ対策かしら。
25/7/2002
Birth Samer がようやく出来上がりました。
はじめてのサンプラーという事に加えプレゼントなのできちんとしなくてはと思いデザインをきちんとしてから刺し始めました。
ところが、刺しているうちに生地が気に入らない、糸が気いらない
デザインが気に入らない額が気に入らない、とどんどん変化して
始めに想像していたものとは全く違った出来上がりです。
パステルピンクで仕上げたかったのに額は
結局ヒンデローペンの濃紺です。
私が刺すとどうしても甘い雰囲気の仕上がりには
なりにくいのでしょうか
しばらくサンプラーに懲りそうな出来上がりです。
5/7/2002
小さなものが好きです。
ただ小さいというだけで気に入ってしまったり、
どうしても忘れなくなってしまったり。
同じように古いものも好きです。
ただ古いというだけで手に入れたくなることがあります。
誰にも見向きもされないような古いものを
買ってしまうことがあります。
オランダの中古品マーケットは
本当にガラクタばかりが集まっていますが
たまにその中に潜んでいる事があります。
ジーっと立ち止まって見ていると
どうしても連れて帰りたくなって手に取ってしまいます。
古くて小さいのですから
私以外の誰も欲しがらないに違いない。
少しずつ古くて小さいものが増えていきます。
19/6/2002
6月は羊の毛を刈る季節なのだそうです。
刈ってみたいなら・・・と誘われたのですが
それは丁重にお断りして
ピンクッションに入れるために少しだけ手に入れました。
小さなデザインが次から次へとどんどん出て来てしまって
手を動かすのが間に合いません。
今ピンクッションにはまっています。
ほんの少しと思っていたのですが
一体いくつできるくらいあるのでしょう!
17/6/2002
日本から手染めの麻糸が届きました。
藍のすてきな色と麻の感触がなんとも言えず、
しばし眺めていました。
一緒に届いたのはブルーグレーの麻糸です。
麻糸でハーダンガーを刺したいと思っていたのですが、麻の手染め糸で刺繍が出来るなんてそんな贅沢な事があるでしょうか。
もったいなくて使う事が出来なくてただ眺めるだけに
なってしまいそうな・・・1センチも無駄に出来ないと思うと、
いつもの刺しながらの気ままなデザインではなくきちんとデザインしてから刺し始める事にしようかしら。
13/6/2002
花びら染めに気をよくして
コーヒー染め」に挑戦しました。
毎日飲むコーヒーかすをしばらくためてことことと煮込みます。
部屋中にコーヒーの香りがしてこれもまた心地よいひとときです。
思惑通り、淡いコーヒー色。
濃い色はでないけれど淡い色がとても優しくて
また一つお気に入りが増えました。
5/6/2002
ずーっと気になっていた「Let’s try」のコーナー
試行錯誤しながら、何とか少し出来上がりました。
写真を撮るのが難しかったり、説明の方法がわからなかったり
実際に目の前で刺してみるのが一番なのですが。
自分では当たり前と思っている事が
当たり前ではなかったり、違う解釈があったりと
なかなか難しいコーナーです。
いろいろな方からの質問も
まとめてみようと思っているのですが
それもしばらくお待ちください・・・。
見本を何度も刺してみたり、写真を取り直したり、
試行錯誤の結果です。
ご意見、ご希望、質問なんでもお待ちしています。
4/6/2002
友達に頼まれて
ラナーテのキットを買いに出かけました。
あまり熱心に見た事がなかったのですがその優しい色使いとデザインに長い時間、楽しんで探しました。
私の好きなもの・・ということで探したのですがどれもこれも気に入ってしまい目移りしてしまいます。
それにしてもラナーテだけでなく色々なメーカーのキットが所狭しと並んでいます。
クロスステッチ人口が多いということなのでしょう。
そこで見つけた日本語のクロスステッチの本、
デンマークの花糸を使った本です。こんなところで日本語で書かれた本を見つけるなんて、懐かしい思いと共に
日本のクロスステッチ人口の多さも再確認です。
1/6/2002
伝統というと堅苦しい感じがするけれど
トラディショナルというと響きが優しくなって
とてもすてきに感じるので不思議です。
ハーダンガーも古いものを再現してみたいと思っています。
1800年代や1900年初めの頃のデザインも
凝ったステッチは使われていないのに
今でもとても新鮮に感じられます。
新しいものを考えるのも大好きだけれど
古い本を眺めながらそのころの事や、
それを刺した人のことなどを思いながら、
次に刺すものを考えるのも大好きです。
それでもやっぱりピローケースは
もったいなくてとても刺す気にはならないだろうけれど
25/5/2002
田舎道を10分ほど走った隣町に小さな手芸屋さんを見つけました。小さなお店だけれどやっぱり手芸用品は一通り揃ってます。
大きくて何でも揃っているお店はもちろん大好きだけれども
こんな小さなお店で、色々話しながら買い物するのも大好きです。
言葉はあまり通じなくても手芸仲間はなんとなく意思が通じて
しばし楽しいひとときを過ごすことが出来るのですから。
18/5/2002
バラの花びらのピンクがあまりにもかわいかったので
それを使って白いドイリーを染めてみようと思い立ちました。
ハーダンガーではないけれど
白いレース編みの縁のついたドイリーです。
液はピンクのきれいな色だったのに出来上がった色は
淡いベージュ。
でもほのかにピンクがかったベージュ…
のような気がします。
子供の頃の色水遊びを思い出してとても楽しいひとときでした。
しばらく「花びら染め」に凝りそうです。
10/5/2002
THE
ANCHOR BOOK OF
HARDANGER EMBROIDERY
本屋さんでハーダンガーのステッチの本を見つけました。
しかもオランダ語ではなく英語です。
刺繍の本、しかも英語の本を見つけるのは
なかなか難しいので中を見ないで買ってしまいました。
どうして中を見ないのかって?
ロッテルダムのこの大きな本屋さん、袋をかぶせてあって中を見ることができない本が特に手芸関係では多いのです。
でも買って大正解。
さまざまなステッチの名前と記号、そして刺し方も解説しています。
名前がわからなかったステッチなどもこの本で見つかりました。
しばらくはこの本を見ながらデザインソフトと格闘かもしれません。
©2002 Miharu Shinohara
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